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SDGsに関する基本理念

電音エンジニアリングは経営理念、自社の強みや顧客に提供できるソリューション、社員一人ひとりが行う仕事において「あ、そんなことまで。」を軸にしています。
社名に込められた「ON」する会社として、経済・社会・環境分野へのスイッチをONし続けていくことで、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

 電音エンジニアリングのSDGs達成目標

SDGsマッピング

具体的な取り組み

企業向けの職場環境の整備

国際的なコロナ禍による社会環境の変化、そして労働人口減少・出産・育児・介護等による家庭環境の変化によって、働き方改革に向けた動きが加速しています。企業向けには、会議時の機器準備にかかる時間の削減や効率化を図るシステムのご提案から、Web会議では音・映像システムのソリューションによって、生産性向上と多様なワークスタイルの実現に貢献します。

文教向け教育・学習環境の整備

文部科学省が推進するGIGAスクール構想が加速しており、高度なICT技術であっても誰でも簡単に安心して使えるシステム構築を心掛けています。遠隔授業においては、音・映像・情報機器に関する先生の操作負担を減らすためのシステム構築や、生徒一人ひとりに高品質な状態で音・映像・情報を届けるための環境作りを行っています。

医療機関向け映像環境の整備

医療向け映像ソリューション-ORTIS-は手術室の安全で効率的な運用を支援しています。術野カメラや術場カメラをはじめとし、電子カルテやPACS、放射線画像情報などあらゆる映像情報を、アームモニターや大画面モニターへ集約表示し記録、共有化することにより研修医や医療スタッフの育成支援、臨床工学技士や看護師の作業軽減につなげます。
また、音と映像、そしてICTを用いたソリューションによって、麻酔科医への支援も行います。昨今、麻酔科医の人手不足は深刻です。複数の術場映像やバイタルを麻酔科医控室などの別室へ配信することで、手術の進行に応じて適切なタイミングで麻酔コントロールを行うことができます。

品質へのこだわり

音・光・映像におけるシステム構築では、「顧客・お客様が求める品質を提供する」を基本とする品質方針のもと、品質マネジメントシステム(QMS)を推進、独自の「品質マニュアル」「品質保証体系」といった仕組みを整えています。また、システム事業では「ISO9001」の認証を取得しており、企画・設計・製造・出荷・施工の各プロセスにおいてチェックリストを活用し、過去実績やトラブルなどの問題点を俯瞰的視点で洗い出すことで一システム、一製品の品質を向上させ、全ての人が使いやすい安全・安心なシステムを提供し続けていくことで社会に貢献していきます。

製造や施工時の工程で行われるはんだ付けにおいては、人体や環境への影響を考え、鉛フリーの無鉛はんだを使用しています。鉛は無機鉛、有機鉛ともに環境汚染のほか、中枢・末梢神経系・腎臓などを障害し、体内に蓄積、慢性中毒を引き起こすとされ、世界的にも鉛への規制が進んでいます。

イベント機材と環境配慮

イベントで必要な音響・照明・映像の省エネルギー機材を積極提案いたします。イベント会場間の自社機材移動では、イベント状況把握と機材管理によって、効率的なルート作成を行い環境配慮に貢献します。

難聴リスク低減と
聴きやすい音響システム調整

WHOは2022年3月3日(世界耳の日)に先立ち、12歳から35歳までの人々が、大音量の音楽等に長時間、過度にさらされることによって聴力を失う危険性があり、会場やイベントでの難聴リスクを低減する6つの国際基準を発表しました。その中でも当社としての役割では、スタッフ教育と心地よい音質と負担にならないリスニングのために、会場の音響を最適化することへの貢献を目指します。

設備サポート・更新への取組み

ホテル、ホール・カンファレンスルームを持つ有料施設にとっては、突然の機器トラブルや故障、特に使用期間が長い機器ほど修理不能に陥るリスクがあり、いざという時にサービスが提供できなくなる事態は避けなければなりません。音・光・映像に関わる各種設備の定期点検・メンテナンスはもとより、積極的な設備の改善、提案によって、安心・安全な通常運営と、施設のイメージ向上に貢献します。

新たな事業創造

新型コロナウイルスの蔓延により、オンラインに特化した配信事業を早々に立ち上げ、企業イベントでの配信サービスをスタートしました。更に収録・配信用のレンタルスタジオ事業を開始。また、esports事業を立ち上げ、地域活性化につなげることを目指したeスポーツイベントも主催しています。全国のeスポーツ団体や各賛同企業、そして地域住民の皆さまと手を取り合い、これからの日本のeスポーツを育て、新たな付加価値を提案していきます。

平等な職場環境

営業・設計・施工・オペレーションなど部門関係なく男女平等な職場環境です。施工現場やイベントの最前線でも性別や年齢・国籍に関わらず多くのスタッフが活躍しています。

紙資源への配慮

ペーパーレス化を推進しています。お客様との契約書のほか、納入仕様書・完成図書などを電子化。社内ではワークフロー申請のほか人事労務管理、給与明細も電子化を進めています。

マルチベンダーの強み

様々なメーカーの商品を取扱って提案するマルチベンダー体制により、設置環境やお客様のニーズに合わせた最適な機器を、選択・提案しております。また、各メーカーと協力し、自社スタジオを使ったウェビナーを定期開催、共催していくことで、より良いシステムやサービスを発信し続けていくことで、企業の社会的価値向上に貢献していきます。

SDGsとは

持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、2030年までにこれらの目標を達成するために、企業の参画・貢献も期待されています。