代表事例
1971年の創業以来、帝国ホテル様に営業所を開設し、常駐スタッフがイベントや結婚披露宴の⾳・光・映像全ての演出業務に従事しながら、⼤⼩さまざまな宴会場で⽇々開催されるイベントをサポートしています。
結婚披露宴でのBGMやピンスポットライト導⼊など、⽇本初の取り組みも多く実施しました。最近では⾃社所有機材で仮設LEDビジョンを導⼊するなど、業界のパイオニアとして、ホテルの宴会場を利⽤されるお客様に満⾜していただくために、常に新しいことを提案し、挑戦しています。
担当している演出業務
弊社スタッフが常駐し、貸出ホールの運営サポート、プロジェクターやマイクといった各種設備の運⽤管理、使⽤⽅法に関する質問への対応などさまざまな業務を代⾏しています。常駐業務の対応だけではなく、現場で発⽣する課題に対する解決策となる設備改善や施設の価値を⾼める設備提案なども私たちの仕事です。
国⽴新美術館様は、設計を⿊川紀章⽒が⼿掛けた「コレクションを持たない美術館」。その景観にも美術的な価値があることから、イベントなどで照明効果を変更したくても景観を崩すことなく改善することは⼤変難しいという課題がありました。例えば、イベントに必要な照明設置作業をする際には、高所作業台を使っていました。そのため、時間や手間がかかることもあり、実際に照明を当てながらの検証が思うようにできませんでした。
そこで、美術館の魅⼒的なイベント空間を引き⽴てると同時に、美術館スタッフの負担を減らして“美術的な創造”の実現を⽬指して、⼿元で⽅向や⾊温度調整が可能なスマートライトシステムを提案しました。
導⼊にあたっては、デモ機で実際にできることをイメージしていただき、設置場所に最適なモデルを選定し、設置台数と設置位置などを細かく打合せした上で施⼯。導⼊後は⾼所作業台を⽤いた照明設置作業が不要となり、⼿元で細かな⾓度や⾊温度調整ができるようになったことで、⽣産性はもちろん、美術館スタッフのイメージに沿った演出⾯でも効果が出ていると⼤変⾼い評価をいただきました。
多⽬的アリーナ「FLAT HACHINOHE」のコンセプト「⽤途を限定せず、使いやすいフラットな可能性のある場」の実現に向けて、さまざまな⽤途や利⽤される⽅々を考慮して、最適な⾳と映像のシステムを構築しました。
施主様のご要望をお聞きしながら、アイデアの提案からご⼀緒し、企画、設計、施⼯、演出⽤映像コンテンツ制作までを実施。パブリックビューイングでの活⽤を想定したLEDビジョン、会場全体を華やかに演出するアイスリンクへのプロジェクションマッピング、専⾨のオペレーターでなくても簡単に操作できるタッチパネルコントローラーを導⼊しました。
また、FLAT HACHINOHEのアリーナ構造に最適なスピーカー配置とデジタルシステムによる⾳響空間の構築、映像を途切れさせないためのバックアップシステム設計、各種イベントを想定した接続盤の配置など、⼀般利⽤でもプロスポーツでも運営しやすいシステム構築を実施しました。
導入設備
著名なアーティストが多数所属するユニバーサル ミュージック様。⾳や映像に求めるクオリティが⾼く、そのご要望にお応えする設備を導⼊させていただきました。担当者様からご要望をお聞きしながら、弊社からもさまざまなアイデアを提案。最終的に企画、設計、施⼯、操作パネルデザインまで実施しました。
例えば役員会議室について。ビデオ会議に適したスピーカーと、アーティスト⾳源を視聴することに適したスピーカーの2種類を設置しております。また、普段はカフェとして利⽤するスペースの⾳と映像の設備について。イベント時には隣接するミーティングルームと統合して使⽤できるように、タッチパネルで簡単に切替可能なシステムも導⼊しました。
導入設備
海上のホテルと⾔われるクルーズ客船「にっぽん丸」様には、船旅を充実させる設備として、⼀流のエンターテイナーによる本格的なコンサートやショーが楽しめるホールをはじめ、客室やパブリックスペースに⾳と映像の設備を導⼊させていただきました。
船旅をされるお客様に最⾼のひとときを楽しんでもらえるように。クルーズ客船ならではのご要望にお応えするため、各種演出設備を導⼊させていただきました。例えば、乗船スタッフでも操作可能なライブキッチン⽤中継カメラをシステム構築することで、ダイニングでお⾷事をされているお客様に調理場からの映像を楽しんでいただけます。また、エンジンの振動を考慮することや機器のアースが取れないことへの対策など、船ならではの課題にも対応できるよう安⼼・安全を最優先にした設計を⼼がけました。
導入設備
筑波記念病院様では、これまで別々の場所に設置されていた⼈⼯⼼肺装置などをまとめ、⼼臓⼿術が可能な⼿術室の機能と、⼼臓や脳のカテーテル⼿術ができる⾎管造影室の機能とを組み合わせて、1つの⼿術室の中に備えたハイブリット⼿術室を新設しました。
ハイブリッド⼿術室では、⼿術室に必要な画像・映像以外に、⾎管造影室で使⽤する多くの画像を統合管理する必要があります。そのためには点在している医療機器の画像を、⽤途に合わせて近くのディスプレイへ統合表⽰するシステムが求められることから、そのような⽤途に⾮常に適した映像統合システム「オルティス(ORTIS)」を導⼊させていただきました。
オルティスは⼿術室内に複数設置されているディスプレイそれぞれに対して、タッチパネルで簡単に表⽰したい映像を選択できます。例えば、⿇酔担当医⽤のセカンドディスプレイにエコー画像を表⽰することで振り返って直接機器を確認する⼿間がなくなるため、便利になったという評価をいただきました。
また、さまざまな形状の映像端⼦を複数接続する⼿間を省くために、1つの形状に統⼀化した端⼦という特徴も、機器を使⽤する⼿術室を変更する際にも簡単で迷うことなく設置できるため⾼い評価をいただいています。